打ち身部位の組織が破壊され、
腫れが生じます。
腫れは炎症により生じる現象です。
まず冷やしましょう。
冷やすよとにより痛みを緩和する事ができます。
治癒過程を促進させるのであれば、お灸が有効です。
お灸をする事により血液循環の改善が図られ治癒が早くなります。
(直接の灸と隔物灸とで若干意味合いは変わります)
腰骨の出っ張りを打ち身

お灸前
(ちょうど仙骨と腸骨の関節)
関節部の打ち身により組織の炎症が生じて関節液が多く出てきて、ぽっこっと腫れています。
(いわゆる水がたまっている状態)

お灸中

お灸後
写真のような隔物灸のタイプは市販されていてお手軽に利用できますが、
使用方法は鍼灸師の助言を参考にされた方が良いと思います。
人によって反応も異なるため、使用後の経過観察も必要です。
やみくもに沢山すれば治りが早いと言う訳ではないからです。
直接灸:もぐさを直接皮膚の上で燃焼させます。
隔物灸:もぐさと皮膚のあいだに隔たりがあったり、もぐさでない物であったりします。
直接灸の方が効果が大きいですが、素人がやると確実に水ぶくれのやけどをつくります。
隔物灸は効果は低いですが、セルフケアとして利用しやすいです。体質によってはこれでも水ぶくれになる人もいます。使用にはご注意ください。