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【けんこう通信】Vol.02:春から初夏、水の摂り方
2009年 04月 22日
生命の息吹を感じる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
これから気温は上昇し、暑い!と感じる日が増えてきます。 そうなると冷たい飲み物を摂取する機会も増えてくると思います。 そんなこの時期には、足のだるさを訴える患者さんが多くいらっしゃいますが、その原因の一つとして水分の代謝がうまく行われていない場合があります。 これまでの季節は、体液調整の多くを腎臓が担ってきたのに対し、これからの季節は発汗の担う役割が増えてきます。そのため“体内の変動の季節”とも言えるのです。 人体は老廃物や化学物質を汗や尿、便として体外に排出しますが、そのときに必要なのが水分です。この際に水分の代謝がうまく行われないと、不要な老廃物や科学物質を正常に体外に排出することができず、上記のように足のだるさなど、体調に影響を与える原因となってしまうのです。 今回はその水の代謝を促す方法の一つとして、 効率の良い水の飲み方をご紹介したいと思います。 (ここではお茶・ジュース・コーヒー・牛乳などの飲料ではなく、水を指します。) 1)温度について 体内を冷やして内臓の代謝を落とす事はおすすめできませんので、常温が理想的です。 もし寒い日であれば少しお湯を足します。 冷水の場合は、口に含み少し温めるようにしましょう。 2)頻度について 実は、一度にたくさん飲んでも吸収されません。 30分〜1時間でひと口、ふた口程度の頻度で飲むと、無理なく効率よく摂ることができます。 3)量について 1日に1.5〜2リットルの量が目安です。 特に脱水ぎみになりやすい時(就寝、入浴)の前後には、コップ一杯(150〜200cc)程度飲むと効果的です。 ただし、季節・年齢・体重・仕事などにより異なりますので、摂取量はあくまで目安です。無理して飲む必要はありません。2リットルを飲むというのは意外と多く感じられるかもしれませんが、何もしなくても1日1リットル 程度は呼吸や皮膚から失われているのです。 以上、水の飲み方を3つのポイントでまとめてみました。ご参考になれば幸いです。 のどの乾きを感じたときには水分が失われ始めていると言われており、脱水気味になると、脳梗塞やエコノミー症候群になりやすくなりますので、こまめな給水を心がけてください。 ※医師に水分制限や食事の指導を受けている方は、医師への相談が必要になりますので、ご注意ください。 ![]() 「月刊かみいな」5月号の巻末にはクーポンもありますので、こちらもぜひご利用ください。
by raishin_clinic
| 2009-04-22 13:44
| けんこう通信
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